もう他人事ではない?相続税申告
平成27年に相続税の改正が行われ、相続税の基礎控除額が改正前の6割に縮小されました。その影響により、相続税の申告をしなければならない方が増加しました。
今回は、データでその影響を見ていきます。
[被相続人数の推移]
平成27年以降に課税対象被相続人数(=申告件数)が急激に増加してます。被相続人全体数(=死亡人数)は、緩やかに増加していますので、申告される方の割合がいかに増えているかということが分かります。
[課税割合の推移]
平成26年では、申告をする方の割合が7.5%だったのに対し、平成28年では12.8%に増加しています。
つまり、約8人に1人の方が申告をしています。
以前は、富裕層のみが対象と思われていた相続税の申告も、今や他人事ではない時代になってきました。